自分だけのフルオーダーのれんを作ろう
のれんというと和食店などの店先にかけられている布を
イメージしますが、一目でどんなお店なのかわかるように
工夫されています。
のれんに傷が付くという言葉があることからお店そのものであり、
看板の役割も果たしています。
もともとのれんは庶民の間で日除けや目隠しとして使用
されてきましたが、商人が屋号をいれたり業種で色を変え
たりしたことから看板のような役割を果たすようになりました。
現代でものれんを見れば、奥にどのような空間が広がって
いるのか想像できますが、他店との違いを印象づける差別化
という点では、もう一工夫必要になります。
そのような時は、自分のお店だけのオリジナルのれんを
フルオーダーで作るのがよいといえます。
でもフルオーダーなんてどこに頼めばよいのかわからない、
イメージが上手く伝わるかどうかわからない、という人は
生地や染めの種類も豊富で、既製品を購入するような
手軽さで注文できるお店があるので相談してみたらよいです。
お店を選ぶときのポイントと製作納期
のれんを通販で製作してくれるお店はたくさんありますが、
どのような点で選べばよいのでしょうか。
わからないことを気軽に相談できるのはもちろんですが、
もの作りに対する姿勢がきちんとしているか、のれんを
作ってくれる職人さんとの間に入ってコミュニケーション
をとってもらえるかどうかが大切です。
また長い歴史に培われてきたのれんを、現代で使用する
ための加工を施したり、プリントする技術も必要になります。
生地の種類は豊富な方がよいですし、染めも多彩な方が
用途によって選択できて便利です。
オリジナルのれんを注文してから納品されるまでの納期は
製法によって違います。
最も速い定番色の無地のもので7日~10日程、最も時間が
かかる絵師による手描きになると1か月以上必要なこともあります。
さらにデザインを作成してもらうとなると、もう少し時間がかかります。
あまり時間がない場合や、デザインやサイズ、仕様などがすでに
決まっているときは相談すれば大体の納期を知らせてもらえます。